BPO契約の締結
アステラス製薬株式会社は11月1日、一部のグループ共通業務に関して、アクセンチュア株式会社とビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)契約を締結したことを発表した。
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事業環境の変化に“しなやか”に対応
今回の提携は、アステラス製薬が進めているオペレーション高質化の取り組みの一つとされている。同社の国内グループ会社におけるグループ共通業務について、高い専門性をもつ外部リソースを取り入れることによって、サービスや効率のアップを目的としているという。一方で、自社資源を競争優位のために振り向けていくとしている。
アステラス製薬は、急速に変化するその環境に対応するため、新製品価値の最大化、新薬創出力の強化、オペレーションの高質化を目標として掲げている。今回の提携のほかにも、研究体制の再編、新たな仕組みの導入など、様々な取り組みを進めているという。
事業構造の改革 人員削減も
これらの改革に伴い、組織そのものや人材に求められるものも変化するとして、この取り組みに対応した要員適正化を実行するという。アステラス製薬およびその国内グループ会社従業員を対象として、2014年度に早期退職優遇制度(募集人員300名)の実施を予定している。(たなか牡丹)
▼外部リンク
アステラス製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-198.html