HOYAグループがワッセンバーグ社の株式を取得
HOYAグループは、オランダに本社を置くワッセンバーグ社と同社の株式の過半数を取得する契約を締結したと発表した。ワッセンバーグ社は、軟性内視鏡の高水準洗浄消毒システムおよび乾燥・保管キャビネットの開発製造のリーディング企業である。
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より幅広い製品ラインナップを提供できるように
医療用軟性内視鏡の製造及び販売を手掛けるHOYAグループPENTAX Medical事業部は、今回の戦略的な出資により、内視鏡から自動洗浄装置まで総合的な商品群を提供できるようになるとしている。
事業の地域的な拡大のために
ワッセンバーグ社は、西ヨーロッパに強みを持つ自動内視鏡洗浄装置(AER)のリーディング企業だが、今回HOYAと提携を結んだことで、今後は世界最大の内視鏡市場である米国での基盤を得ることになる。
一方、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア地域で販売を行っているワッセンバーグ社との提携は、新興国(アジア太平洋、東欧、中東、アフリカ)市場に今後注力していきたいHOYAにとって、軟性内視鏡に不可欠な洗浄装置などの幅広いラインナップを提供し、シェアを伸ばすための施策の一環という意味合いがある。(鈴木 ミホ)
▼外部リンク
HOYA株式会社 プレスリリース
http://www.hoya.co.jp/company/news/text.html?announcement1_13880