医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > QLife 経口抗凝固薬服用者家族に対する調査結果を発表

QLife 経口抗凝固薬服用者家族に対する調査結果を発表

読了時間:約 55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年11月08日 PM09:00

ワーファリン服用患者の方が多岐にわたり説明受ける

QLife株式会社は10月29日、経口抗凝固薬を服薬している患者の家族を対象に行った調査結果を発表した。

(画像はプレスリリースより)

これは弘前大学大学院医学研究科循環呼吸腎臓内科学講座・奥村謙教授監修のもと行われたもの。調査概要は以下の通りとなっている。

(1) 調査対象:抗凝固剤を服用している患者の家族
(2) 有効回収数:1,000人
(3) 調査方法:インターネット調査
(4) 調査時期:2013/9/30~2013/10/4
(ニュースリリースより引用)

経口抗凝固薬に関して86.7%の患者家族は「何らかの説明を受けている」と回答。受けた説明内容は疾患や薬の効果・安全性、食生活における注意などが多く、全ての項目についてワーファリン服用患者の方が新規経口抗凝固薬服用患者よりも多岐にわたる説明を受けているという結果になった。

4割超が新規経口抗凝固薬への変更で食生活の負担軽減

「ワーファリンから新規経口抗凝固薬に変更して、食生活の配慮に対する負担は軽減されたか」という問いに対しては1番多かったのは「変わらなかった」という回答(56.0%)。

しかし25.0%が「やや負担が軽減された」、16.5%が「かなり負担が軽減された」と回答しており、4割を超える患者家族が「負担が軽減された」と回答している結果になった。(小林 周)

▼外部リンク

QLife株式会社 ニュースリリース
http://www.qlife.co.jp/news/4913.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 血液中アンフィレグリンが心房細動の機能的バイオマーカーとなる可能性-神戸大ほか
  • 腎臓の過剰ろ過、加齢を考慮して判断する新たな数式を定義-大阪公立大
  • 超希少難治性疾患のHGPS、核膜修復の遅延をロナファルニブが改善-科学大ほか
  • 運動後の起立性低血圧、水分摂取で軽減の可能性-杏林大
  • ALS、オリゴデンドロサイト異常がマウスの運動障害を惹起-名大