2型糖尿病を適応症として国内承認を申請
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社と日本イーライリリー株式会社は10月15日、開発中のエンパグリフロジンについて2型糖尿病を適応症として国内承認を申請したことを発表した。
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エンパグリフロジンは現在、成人2型糖尿病患者を対象に臨床開発が進められており、単剤、他の血圧降下薬との併用投与においては有効性と安全性が確認されたもの。
インスリン分泌能の低下やインスリン抵抗性とは独立して、過剰なグルコースを尿中に排出することで血糖値を下げる、ナトリウム依存性グルコース共輸送担体2(SGLT2)阻害薬に分類される。
アライアンスを締結、協同
ベーリンガーインゲルハイムと日本イーライリリーの親会社であるイーライリリー・アンド・カンパニーは2011年1月、糖尿病患者ケアへのコミットメントを示し、患者のニーズに応えることを目的に糖尿病領域におけるアライアンスを締結。
ベーリンガーインゲルハイムの研究開発主導型イノベーションにおける確かな実績、イーライリリー・アンド・カンパニーの糖尿病領域での革新的な研究・経験・先駆的実績をあわせ、最大限に活用し、同領域において大型製品に成長することが期待される治療薬候補化合物を中心に協働していくこととしている。(小林 周)
▼外部リンク
日本イーライリリー株式会社 プレスリリース
https://www.lilly.co.jp/