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ロシュ・ダイアグノスティックス 臨床検査の品質向上を支援するクラウド型ソフトを発売

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2013年10月22日 PM07:21

臨床検査の品質向上マネジメントシステム

ロシュグループの診断薬・機器事業部門の日本法人であるロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は10月10日、臨床検査の品質向上を支援するためのクラウド型ソフト「QMS構築支援ソフトLEAP」を発売したと発表した。

臨床検査においては、検査精度を確保するため、検査過誤の軽減やデータの客観性維持など、高い品質の管理が求められる。日本の医療においても、国際共同治験や医師主導治験への積極的参加が求められる中、臨床検査データの信頼性を担保するため、ISO15189などグローバルスタンダードに準拠した外部評価による認定取得の必要性は年々高まっている。

ロシュ・ダイアグノスティックスは、臨床検査の品質向上を支援するソフトを販売する国内唯一の企業であり、今回発売されたクラウド型ソフトでは、最新技術を搭載することにより、こうしたニーズに応え、求められる臨床検査室のQMSの構築・管理などを効率よくサポートするという。

(画像はプレスリリースより)

特別なソフトウェアをダウンロードすることなく導入可能、病院・施設全体の付加価値アップに

「QMS構築支援ソフトLEAP」は、特別なソフトウェアをダウンロードすることなく、容易に導入することができ、最新コンテンツへの更新も適宜可能となっている。

部署ごとの進捗や構築度合いを一元管理するダッシュボード機能を搭載し、臨床検査室における業務・管理プロセスの確立と継続的な改善に寄与するとしている。国際規格ISO15189の認定取得や、財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価取得における臨床検査に関わる事項をサポートするほか、QMSに必要なリンク・ガイドライン・サンプル文書を集約しており、教育ツールとしての有用性も高められているという。

ロシュ・ダイアグノスティックスでは、この製品の活用を通じ、臨床検査の品質が向上することで、検査室のみならず病院・施設全体の付加価値を創造することが可能であるとしている。

なお、この「QMS構築支援ソフトLEAP」は、10月10日から12日までの期間、パシフィコ横浜展示ホールで開催された「JACLaS EXPO 2013 臨床検査機器・試薬・システム展示会」に出展された。(紫音 裕)

▼外部リンク

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 プレスリリース
http://www.roche-diagnostics.jp/news/

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