カラーマップとして表示
東芝メディカルシステムズ株式会社は10月9日、X線血管撮影中に皮膚入射線量をモニタリングするシステムを開発したことを発表した。
(画像はプレスリリースより)
開発された皮膚入射線量のモニタリング機能「Dose Tracking System」は、患者の放射線皮膚障害に対する参考情報を術中に提供するリアルタイムモニタリングシステムで、術中の入射皮膚線量の管理を可能とするもの。
術中、患者入射皮膚線量分布をカラーマップとして3次元的にリアルタイムに表示。ワーキングアングルのカラーマップ画像・複数方向のカラーマップ画像をレポートとして保存することも可能で、術後に閲覧することもできる。
2014年度発売予定
このシステムは10月17日~19日、神戸で開催される「CCT2013(Complex Cardiovascular Therapeutics 2013)」において紹介される。
今後、さらなる臨床評価を続け、2014年度にはX線循環器診断システムInfinix Celeve(TM)-iと組み合わせての販売が予定されている。(小林 周)
▼外部リンク
東芝メディカルシステムズ株式会社 ニュースリリース
http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/news/131009