■道薬が実態調査‐対面販売の有用性示す
一般薬の販売実態を調べたところ、薬局の来店者数の1・8%が何らかの理由により対面販売でなければ対応できなかったことが、北海道薬剤師会が実施した調査で明らかになった。来店者が求めた一般薬が既に処方されている医療用医薬品と重複していたり、受診勧奨を行ったために販売しなかった事例があり、道薬では「薬剤師による対面販売の有用性を証明するもの」としている。
調査は、道薬の会員薬局を対象に、今年6月中旬から7月中旬にかけて実施した。郵送等で調査票を配布し、消費者の性別、年代、求めた商品名と商品群、販売に至らなかった理由を聞き、72薬局から167件の事例が集まった。