視認性、安全性を高める機能
オムロン ヘルスケア株式会社は、看護業務をサポートする「心電送信機HBP-2030P-EXRシリーズ」の販売を9月24日に開始したと発表した。
(画像はプレスリリースより)
心電送信機は、心電図などの24時間モニタリングが必要な病棟の患者に装着し、ナースステーションに設置した専用モニタに測定データを送信する機器。今回発売したHBP-2030P-EXRは、同社で初めてカラー液晶画面を搭載。心電図の波形、心拍数、SpO2(血中酸素飽和度)などの数字を2.2インチの画面に表示するので、ナースステーションに戻らずに患者の元で測定データを見ながら、電極の装着状態や容態を確認できるという。
また、チャネル番号を電子ペーパーに表示する機能を新たに搭載。送信機本体の電源がオフでもチャネル番号の確認が可能になった。これにより、チャネル変更時にラベルを張り替える手間が軽減したり、設定内容を手元で確認できるため設定ミスも軽減されるなど、看護業務の安全性と効率性の向上を図っている。本体は凸凹の少ないフラットデザインで、汚れがたまりにくく清掃がしやすいのも特長だ。
活動動態を把握する機能も初搭載
さらに、業界初の「活動履歴計測センサ」を搭載。歩数や身体活動を測定する機能で、7日分の測定データを画面に表示する。身体活動は「まったく活動していない」(就寝中など)、「活動していない」(座っている状態)、「活動している」(立って歩いている状態)の3段階をグラフに表示して、活動動態やリハビリの進捗状況の把握に役立てることができるとしている。(馬野鈴草)
▼外部リンク
オムロン ヘルスケア株式会社 プレスリリース
http://www.healthcare.omron.co.jp/