軽量でコンパクト
コニカミノルタ株式会社は9月3日、携帯型超音波画像診断装置「SONIMAGE(ソニマージュ) P3」を9月1日に日本とアメリカにおいて同時発売したことを発表した。
(この画像はイメージです)
SONIMAGE P3の重さは392gと軽量で、災害現場など救急医療の現場などで使用できるほか、院内の検査室まで行くことができない患者に対して病棟内で利用することもできるという。また、ディスプレイユニットの大きさは11.5cm(縦)×6.8cm(横)とコンパクトな手のひらサイズのため、在宅医療でも聴診器のように持参して、日常的に超音波画像診断を行うことが可能となる。
さらにコスト面でも優れているため、今まで超音波画像診断装置の導入が難しかった分野や場所での利用も可能になるとしている。
海外での展開も加速
コニカミノルタが海外において超音波画像診断装置を発表するのは今回が初めてとなるが、高度な医療設備がない地域へこの装置を提供することにより、多くの人々が超音波画像診断を受けられるようになると考えられている。
ニュースリリースにおいては
コニカミノルタは、本機の日米での発売を契機に、国内のみならず海外での超音波事業の展開も加速して参ります。(コニカミノルタ株式会社 ニュースリリースより引用)
と述べられている。(小林 周)
▼外部リンク
コニカミノルタ株式会社 ニュースリリース
http://www.konicaminolta.jp/about/release/2013/0903_01_