医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 薬害オンブズパースン会議 独自の子宮頸がんワクチンQ&Aを作成

薬害オンブズパースン会議 独自の子宮頸がんワクチンQ&Aを作成

読了時間:約 40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年08月30日 PM05:23

厚労省のものでは情報が不足

薬害オンブズパースン会議は8月23日、子宮頸がん予防ワクチンに関する独自のQ&Aを作成したことを発表した。

(この画像はイメージです)

子宮頸がん予防ワクチンについては、今年6月に厚生労働省が「子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ」というリーフレットを作成しているが、保護者や本人が接種を受けるかどうかの判断を下すのに十分な情報が掲載されていないとしている。

同会議が作成したQ&Aは、「ワクチンが子宮頸がんを予防する効果はどの程度あるのですか」「ワクチンの安全性は確立されているのですか」といった質問に答える形で解説がなされている。

薬害オンブズパースン会議とは

薬害オンブズパースン会議は、1997年6月に発足した民間の医薬品監視機構。薬害エイズ訴訟の弁護団と全国市民オンブズマン連絡会議の呼びかけによって組織されたNGOで、薬害防止を目的としている。(小林 周)

▼外部リンク

薬害オンブズパースン会議 発表記事
http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=839

このエントリーをはてなブックマークに追加
TimeLine: ,
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 【インフル流行レベルマップ第50週】定点当たり報告数19.06、前週比+9-感染研
  • 胃がんの化学療法、個人ごとの効果予測が可能なAI開発に成功-理研ほか
  • 「社会的孤独」による動脈硬化と脂質代謝異常、オキシトシンで抑制の可能性-慶大ほか
  • 胎児期の水銀ばく露と子の神経発達に明らかな関連なし、エコチル調査で-熊本大ほか
  • 血液中アンフィレグリンが心房細動の機能的バイオマーカーとなる可能性-神戸大ほか