「リバロOD錠4mg」が製造販売の承認を取得
興和株式会社は2013年8月15日に、「リバロOD錠4mg」(一般名:ピタバスタチンカルシウム)の製造販売承認を取得したと発表した。
リバロ錠は日産化学工業が原体を合成しており、興和が製剤開発を行ったHMG-CoA 還元酵素阻害剤だ。薬理試験において強力な HMG-CoA 還元酵素阻害作用を示しており、持続的な総コレステロールの低下作用が確認されている。臨床研究の結果、高コレステロール血症治療において有用性が確認された。
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高齢者や嚥下機能が低下した患者でも服用が可能
「リバロOD錠1mg」「リバロOD錠2mg」はスタチン製剤で初めての口腔内崩壊錠。「リバロ錠」の追加剤形として販売している。今回は、それらに加えて「リバロOD錠 4mg」の承認を取得することとなった。
「リバロOD錠」は、口腔内の唾液で速やかに崩壊するため、水なしでも服用が可能。高齢者や嚥下機能が低下した患者、また何らかの理由で水分摂取を控えている患者にも有用であるため、服用者の様々なニーズに対応できる製剤だ。
興和は「リバロOD錠4mg」の製造販売承認により、さらに多くの高コレステロール 血症患者の利便性や服薬アドヒアランスを向上させることで、治療に貢献できるとしている。(福田絵美子)
▼外部リンク
興和株式会社 プレスリリース
http://www.kowa.co.jp/
興和株式会社
http://www.kowa-souyaku.co.jp/index.htm