■フィンゴリモド創薬など
内閣府は19日、第11回産学官連携功労者の受賞者を発表した。科学技術政策担当大臣賞に田辺三菱製薬などの研究チームが取り組んだ「多発性硬化症治療薬フィンゴリモド」の開発、厚生労働大臣賞に東京工業大学・東京大学・アステラス製薬の研究チームが取り組んだ「顧みられない熱帯病感染症」創薬データベースの開発が選ばれた。
同表彰は、大学、公的研究機関、企業などにおける産学官連携活動で成果を収め、先導的な取り組みなどの活動推進に貢献をした成功事例に対し、その功績を称える目的で、2003年から行っており、今回で11回目となる。