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アステラス製薬が 「イリボーOD錠」の効能効果について製造販売承認を取得

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2013年08月19日 PM09:52

男性における下痢型過敏性腸症候群に

アステラス製薬株式会社は、「イリボーOD1」錠2.5µg、同5µg」(一般名:ラモセトロン塩酸塩)に関し、男性における下痢型過敏性腸症候群の効能・効果について、製造販売承認を取得したと発表した。

「イリボー錠」は、5-HT3受容体を阻害することによって、消化管運動亢進に伴う下痢や排便亢進を改善し、大腸痛覚伝達を抑制。腹痛や内臓知覚過敏を改善すると期待されている。

(この画像はイメージです)

水なしでも服用が可能

「イリボーOD1」錠2.5µg、同5µg」は「イリボー錠」の追加剤形として開発。「イリボー錠」は、セロトニン5-HT3受容体拮抗剤だ。セロトニンは、神経伝達物質の1つであり、消化管の運動に関係している。ストレスなどによって遊離が促進されてしまったセロトニンが、腸管神経にある5-HT3受容体を活性化することによって消化管運動を進め、便通の異常を引き起こしてしまう。それ以外にも腸が受けた刺激によってセロトニンが遊離し、5-HT3受容体に結合することによって、脳に痛みを伝える。

「イリボーOD錠」は、WOWTAB技術を適用した過敏性腸症候群治療剤だ。「イリボーOD錠」は唾液だけで溶けるため、水なしでも服用が可能。そのため高齢者や、水分摂取を控えている患者にも有用だ。(福田絵美子)

▼外部リンク

 ニュースリリース
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/

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