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大日本住友製薬 メトグルコ(R)錠500mg発売

読了時間:約 57秒
2013年08月15日 PM11:22

患者の負担を軽減

大日本住友製薬株式会社は8月7日、同日付で経口血糖降下剤「(R)」(一般名:メトホルミン塩酸塩)について、新規格「(R)錠500mg」を発売したと発表した。

(メトホルミン Wikiメディアより引用)

同社は2003年にドイツ・メルクサンテ社(現在はメルクセローノ社)から「Glucophage(R)」を導入、国内の臨床実験後の2010年に承認を取得し、メトグルコ(R)を発売した。既存のメトホルミン製剤の1日最高投与量が750mgなのに対し、メトグルコ(R)錠500mgは1日維持量として750~1,500mg、1日最高投与量2,250mgが可能だ。

今までは「メトグルコ(R)錠250mg」を販売していたが新たに「メトグルコ(R)500mg」を販売することにより患者の服薬錠数を減らすことができ、負担を軽減できるとしている。

糖尿病治療に貢献

同社は糖尿病治療薬として「メトグルコ(R)」のほかに「シュアポスト(R)」「セイブル(R)」「グリミクロン(R)」を販売し、第三期中期経営計画において循環器・糖尿病領域を営業重点領域として位置付けている。

発表記事では、

今回のメトグルコ(R)錠500mgの発売により、2型糖尿病患者さんに対する治療の選択肢を広げ、2型糖尿病の治療に一層貢献します。(大日本住友製薬株式会社発表記事より引用)

としている。(小林 周)

▼外部リンク

大日本住友製薬株式会社 発表記事
http://www.ds-pharma.co.jp/pdf_view.php?id=521

 

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