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北海道大学 褐色脂肪の肥満軽減効果を証明

読了時間:約 45秒
2013年08月14日 AM11:10

実験動物ではすでに証明

北海道大学は8月5日、褐色脂肪の増量に肥満軽減効果があることが証明できたと発表した。

(PET/CT検査での女性の褐色脂肪組織 Wikiメディアより引用)

17℃の部屋で2時間安静という寒冷刺激を6週間行い観察したところ、実験後は褐色脂肪の増量、エネルギー消費能力の上昇、体脂肪の減少が確認された。

褐色脂肪は体温維持やエネルギー出納の調節に重要な役割を果たし、マウスやラットによる実験では褐色脂肪の機能不全により肥満が誘発され、機能増強により肥満が改善されることが明らかになっていた。ヒト成人も褐色細胞を保有していることが判明していたが、肥満や関連代謝性疾患の予防に有用であるかは不明だった。

予防法として期待

発表記事は近年、肥満者が増加の一途をたどっており効果的な予防法・治療法の確立が急務であると述べるとともに、今後への期待として

本研究で示した褐色脂肪の増量による体脂肪減少効果は,肥満と関連代謝性疾患の新たな予防法として役立つことが期待されます。(北海道大学発表記事より引用)

と結んでいる。(小林 周)

▼外部リンク

北海道大学 発表記事
http://www.hokudai.ac.jp/news/130805_pr_med.pdf

 

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