外見の問題に対応
7月31日、独立行政法人国立がん研究センターは中央病院に「アピアランス支援センター」を新設したと発表した。手術や抗がん剤・放射線治療といったがん治療に伴う外見の変化の問題について情報を提供し、研究・教育・臨床を通じて患者が通常の生活を送れるように支援することを目的とする。
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発表記事では「アピアランス支援センター」設立の背景と経緯について
このたび、(1)がん患者の「社会に生きる」「人として生きる」ことを支援する(2)がんと外見に関する研究の新たな分野を推進する(3)全国で同様の活動ができるようネットワークを構築することを目指して「アピアランス支援センター」を新設いたしました。(独立行政法人国立がん研究センター発表記事より引用)
と述べている。
センターの特徴
アピアランス支援センターは以下の3点を特徴としている。
外見の問題を取り扱う独立部門の新設
腫瘍内科医・形成外科医・皮膚科医がによる支援を可能にした独立部門が新設され、がん治療に伴う外見の変化についての問題に正面から取り組む。
情報提供とケア方法開発の研究
患者に有用な情報を提供することを目的に、がんと外見についての研究を進める。
患者支援のための教育活動実施
支援を行うためのオレンジクローバーネットワークを構築し、医療関係者や美容専門家、企業等と提携して教育活動を行う。
(小林 周)
▼外部リンク
独立行政法人国立がん研究センター 発表記事
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20130731.html