医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 健康保険組合連合会、薬価差の設定、検討の余地―後発品の医療費適正化研究

健康保険組合連合会、薬価差の設定、検討の余地―後発品の医療費適正化研究

読了時間:約 1分27秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年08月07日 AM09:48

健康保険組合連合会は、英国、仏国での後発品使用促進の取り組み事例などを調査した結果をもとに、国内の使用促進策の課題を整理した報告書をまとめた。両国とも、(マージン)の設定方法を工夫し、後発品を使用するほど薬価差が小さくなり、薬局の収益低下につながる状況の緩和に取り組んでおり、国内でもさらなる使用促進に向け、マージンをどう設定するか「検討の余地がある」との方向性を示している。

健保連がまとめた報告書は「後発医薬品による医療費適正化に関する調査研究」。国内の後発品使用促進策を検討する際の基礎資料にすることを目的に、英、仏の▽後発品使用促進のための政策手法▽薬剤支出等の医療費適正化の効果▽現状の課題・問題点等――を文献などで調査した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外