慢性の免疫疾患患者が対象
7月30日、慶應義塾大学病院は免疫統括医療センター「免疫疾患専門医チーム初診外来」の新設を発表した。関節リウマチや膠原病、皮膚免疫疾患、炎症性腸疾患など慢性の免疫疾患で複数の診療科目にまたがる症状を発症している患者を対象にしたもので、8月2日(金)より設置される。
(この画像はイメージです)
この免疫疾患専門医チーム初診外来について同大学は
複数の診療科の専門医がチームを編成し複合的な診療をする点において、世界で初めての試みであり、世界的にも新しい診療モデルを提唱することができると期待されます。(慶應義塾大学発表記事より引用)
としている。
受診には予約と『診療情報提供書』が必要
免疫疾患専門医チーム初診外来は医療機関から予約時に『診療情報提供書』の提供を受け、それをもとにリウマチ内科・皮膚科・消化器内科・整形外科といった診療科の専門医から構成された『包括的専門医チーム』による総合的な診察を行う。その後は各診療科において、『包括的専門医チーム』による診療が継続される仕組みだ。
免疫疾患専門医チーム初診外来の受診は予約制となっており、『診療情報提供書』が必要。自身の電話やWebでの予約のほか、医療機関からの予約も受け付けられる。(小林 周)
▼外部リンク
慶應義塾大学 発表記事
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/