テルモ株式会社は7月16日、通信機能付バイタルサイン測定機器シリーズ「HRジョイント(R)」の発売を発表した。患者の体温や血圧、血糖、血中酸素飽和度などを測定し、電子カルテなどに自動送信することができる。
(この画像はイメージです)
この「HRジョイント(R)」について発表記事では
医療現場での入力作業の効率化や、転記ミスの低減、タイムリーなデータ共有を実現するため、機器をNFCリーダーにかざすだけで、測定データを電子カルテなどに自動送信することができる「HRジョイント」を開発しました。(テルモ株式会社発表記事より引用)
と述べられている。
4品種・6機種が発売
発売されて機種は以下のようになっている。
電子体温計 「テルモ電子体温計C215」
検温にかかる時間は約30秒、数値が読みやすいように液晶部分が大きく設計されている。水洗いや消毒も可能。
電子血圧計 「テルモ電子血圧計H700」
小型で持ち運びに便利、ワンボタン・自動加圧で操作性も優れている。
パルスオキシメータ 「テルモパルスオキシメータAファインパルスSP」
左右どちらの指で測定しても自動で表示方向が切り替わり、バックライト付で見やすい。即提示の安定性もマークで表示される。
血糖測定器「メディセーフフィットプロ」
バーコード読み取り機能がついており、患者データなど認証管理が可能。
「メディセーフフィット」
チップの着脱が簡単にでき、血液をつけやすい形状になっている。使い方のナビゲーションは日本語とイラストでわかりやすい。
「メディセーフフィットボイス」
音声で測定状況や測定値、エラーメッセージなどを知らせる。
(小林 周)
▼外部リンク
テルモ株式会社 発表記事
http://www.terumo.co.jp/pressrelease/detail/