インターネットで家族を対象に
日清オイリオグループ株式会社は7月10日、「要介護者に見られる夏場の体調変化」についてのアンケート結果を発表した。
(この画像はイメージです)
このアンケート調査は、トロミ調整食など高齢者・介護対応食品を製造・販売している同社が定期的に実施している在宅介護事情調査の第5弾として行われたもの。6月14日(金)~6月17日(月)にインターネットを通じ、60歳以上の要介護者を在宅で介護している家族100人を対象に調査された。
夏は栄養摂取が特に必要
調査の結果、7割以上の要介護者に何らかの体調変化が見られ、その内訳は「ぼんやりとしていることが増える」が27%、「食欲が落ちた」が26%、「便秘や下痢が増えた」が20%、「体重が減った」が16%となっている。
専門家のコメントとして発表記事では
夏には、誰でも食事量が減りがちですが、要介護者はもともとの体力が低いので、食事量の減少による体調不良の影響が大きく、涼しくなってからでも回復が遅くなります。食事量が減少する時には、エネルギーやたんぱく質などが強化された食品を活用して栄養素を補い、低栄養を予防することも必要でしょう。(日清オイリオグループ株式会社発表記事より引用)
と掲載されている。(小林 周)
▼外部リンク
日清オイリオグループ株式会社 発表記事
http://www.nisshin-oillio.com/company/news/archive/