販売元は富士レビオ株式会社
7月8日、独立行政法人理化学研究所は同研究所発のベンチャー企業である株式会社カイオム・バイオサイエンスから技術導入されたシステムを使用した検査キットの製造・販売に向けて動き始めることを発表した。販売元は臨床検査薬大手の富士レビオ株式会社となる。
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導入される「ADLibシステム (Autonomously Diversifying Library System)(R)」は理化学研究所で開発されたモノクローナル抗体作製システム。試験管内において、免疫によらない仕組みで多様な完全抗体を迅速に得ることができる。
骨粗鬆症やクル病などの診断に
ビタミンDはカルシウムの恒常性、骨代謝などにおいて大変重要な役割を果たすことが知られています。従来法では、24,25OHビタミンDと25OHビタミンD(25ヒドロキシビタミンD)を識別することはできませんが、これを識別することで骨粗鬆症やクル病などの診断に大きなインパクトを与えることが期待されます。(独立行政法人理化学研究所 発表記事より引用)
(小林 周)
▼外部リンク
独立行政法人理化学研究所 発表記事
http://www.riken.go.jp/pr/topics/2013/20130708_1/
富士レビオ株式会社 ホームページ
http://www.fujirebio.co.jp/index.html