文部科学省の「薬学教育モデル・コアカリキュラム改訂に関する専門研究委員会」は8日、日本薬学会がまとめた薬学教育モデル・コアカリキュラム中間まとめの修正版を8月末に策定することを確認した。修正版は、コアカリ中間まとめに対して、大学や関連団体から寄せられた意見を反映させ、修正を加えたもので、その後、パブリックコメントにかけて、新コアカリを13年度の早い段階で決定する。委員会では、実務実習のあり方を検討するための新組織を設置する方向性や、現行の「薬学準備教育ガイドライン」を薬学会が見直すことも確認した。
この日の会合では、薬学会の専門委員会がまとめた薬学教育モデル・コアカリキュラム中間まとめについて、大学をはじめ、「新薬剤師養成問題懇談会」の参加団体、日本製薬工業協会などに行ったアンケート調査の結果をめぐり議論した。