医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > ノバルティスファーマ、バルサルタン問題で謝罪と対応策を発表

ノバルティスファーマ、バルサルタン問題で謝罪と対応策を発表

読了時間:約 46秒
2013年06月05日 AM09:57

ノバルティスファーマは3日、バルサルタンの医師主導臨床研究問題で、「日本の医師主導臨床研究の信頼性を揺るがしかねない事態を生じさせたことを深く反省し、心よりお詫びする」とのコメントを発した。

同社調査によると、元社員に意図的なデータ操作や改ざんはなかったが、同社に所属していることを論文に表記しておらず、「利益相反の観点から不適切だった」と認め、問題の論文をプロモーションに引用したことにも謝罪した。

対応策として[1]プロモーション資材の審査プロセスの厳格化[2]社内教育の徹底とプロモーションの自粛[3]バルサルタン関連講演会の自粛[4]関係役員の月額報酬の2カ月間10%減額――を実施する。プロモーションの自粛は7月1~5日で、学会共催セミナーを除き、同社の全医療用医薬品に適用する。講演会の自粛は6~8月の3カ月間。

 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】適正価格での流通を要請-不採算品と最低薬価品
  • 【機器・体診部会】穿刺血検査OTC化見送り-現時点で時期尚早と結論
  • 【厚科審小委員会】重点感染症リスト案了承-新たなコロナウイルス追加
  • 【薬局機能検討会】訪看STで輸液投与可に-患者急変時の特例対応で
  • 【厚労省】抗癌剤に血小板減少症-重大な副作用で添文改訂
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえはい