痛みの総合サイト「QLife 痛み」
日本最大級の医療情報サイトを運営する総合医療メディア株式会社 QLife(東京都世田谷区)が、6月3日(月)、痛み専門病院検査検索サイト「QLife 痛み」をオープン。
(画像はイメージです。)
国内トップクラスの医師が監修、予防コラムなど「痛み」に関するあらゆる情報を提供する。
急増するロコモ対策にも
「ロコモ(ロコモーティブシンドローム:運動器症候群)」として最近特に注目を集めている運動器の障害だが、介護が必要となった主な原因として、要支援者では「関節疾患」が19.4%と最も高い。
厚生労働省が発表した平成22年国民生活基礎調査によると、人口1000人あたりの病気やけがなどで自覚症状があるもの(有訴者率)の上位を、腰痛・肩こり・などの運動器疾患が男性/女性とも占め、介護予防対策としても運動器疾患対策の重要性が示されている。
第一線のプロフェッショナルが監修
QLifeでは、こうした背景を受け、一貫してこれら疾患に対する正しい知識を一般の方に伝え、適切な医療機関への受診を促すために、この痛み専門特設サイトを開設した。
同サイトは、福島県立医科大学理事長兼学長 菊地臣一氏や慶應義塾大学医学部整形外科教室 戸山芳昭教授など、国内トップクラスの整形外科医が監修。首、肩、腰、膝について、各分野のプロフェッショナルが解説する。
充実の情報サイト―予防から治療まで
受診時に医師へ治療希望を伝える「痛みの連絡帳」や、ロコモ予防体操の紹介、痛み治療の最前線インタビューなどを取り上げる。また、「みんなの痛み体験記」では、痛みの治療でよくあるケースについて、一般へのアンケートを実施し、事例から納得できる情報を提供する。
痛みがあるもののどう治療を受けようか迷ったり、我慢していたために悪化したり、となりがちな「痛み」。このサイトで自分の痛みを客観的に考え、早めの受診につながることが期待される。(長澤 直)
▼外部リンク
株式会社QLifeプレスリリース
http://www.qlife.co.jp/news/