患者に役立つ情報を掲載 「アルコール依存症治療ナビ」
5月15日、日本新薬株式会社は疾患啓発活動の一環として、アルコール依存症に関する情報を集めたサイトを開設したことを発表した。サイト名は「アルコール依存症治療ナビ」とされ、コンテンツはどれもアルコール依存症の患者やその家族にとって有用なものとなっている。
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サイトを訪れた人が最初に目につくところに用意されているのが、『簡単!2分でできるアルコール依存症チェックシート』。新久里浜スクリーニングテストが男性版と女性版に分かれて設置されている。
その他のコンテンツとして、実際にアルコール依存症を克服した人の『断酒成功体験記』、医師から患者への応援メッセージとなる『Doctor’s Voice』、患者の大きな関心事のひとつである治療費に関する案内を内容とする『医療費について』などが用意されている。
アルコール依存症患者の推計は80万人
厚生労働省が設置しているサイト「みんなのメンタルヘルス」には、2003年に全国成人に対して行われた実態調査の結果が掲載されている。
これによると飲酒日に純アルコール量として60g以上を飲む大量飲酒者は860万人、アルコール依存症の疑いがある人は440万人、そして実際に治療が必要なアルコール依存症の患者の推計は80万人にも上る。(小林 周)
▼外部リンク
アルコール依存症治療ナビ
http://alcoholic-navi.jp/
みんなのメンタルヘルス
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/index.html