GLP-1受容体作動薬であるエキセナチドが有効成分
アストラゼネカ株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社は5月16日、2型糖尿病治療薬「ビデュリオン(R)皮下注(一般名:エキセナチド)」を発売した。エキセナチドは日本において、1日2回投与製剤である「バイエッタ(R)皮下注」として2010年10月に製造販売承認を取得している。
(この画像はイメージです)
今回、新たなエキセナチド製剤として持続性製剤である「ビデュリオン(R)皮下注」を、世界で初めての週1回投与の2型糖尿病治療薬として発売することとなった。
「ビデュリオン(R)皮下注」は、GLP-1受容体作動薬であるエキセナチドを有効成分としている。GLP-1は食事摂取に伴い消化管から分泌され、すい臓からのインスリン分泌を促進するホルモン「インクレチン」のひとつ。エキセナチドはこのGLP-1と同様の作用を有し、血糖値が高い状態の時、インスリン分泌を促し、血糖値を改善する。
「ビデュリオン(R)皮下注」の製品概要と特長
【製品概要抜粋】
ビデュリオン(R)皮下注用2mg [英語表記 Bydureon(R)]
一般名:エキセナチド(Exenatide)
包装:ビデュリオン(R)皮下注用2mg:1キット
[注射剤(バイアル):1本、専用懸濁用液0.75ml(シリンジ):1本、バイアルコネクター:1個、注射針1本]
製造販売承認日:2012年3月30日
薬価基準収載日:2013年2月22日
発売日:2013年5月16日
製造販売元:アストラゼネカ株式会社
販売提携:ブリストル・マイヤーズ株式会社
薬価:ビデュリオン(R)皮下注用2mg:1キット 3,486 円
(アストラゼネカ株式会社プレスリリースより)
一般名:エキセナチド(Exenatide)
包装:ビデュリオン(R)皮下注用2mg:1キット
[注射剤(バイアル):1本、専用懸濁用液0.75ml(シリンジ):1本、バイアルコネクター:1個、注射針1本]
製造販売承認日:2012年3月30日
薬価基準収載日:2013年2月22日
発売日:2013年5月16日
製造販売元:アストラゼネカ株式会社
販売提携:ブリストル・マイヤーズ株式会社
薬価:ビデュリオン(R)皮下注用2mg:1キット 3,486 円
(アストラゼネカ株式会社プレスリリースより)
週1回の投与で安定かつ優れた血糖コンロトール改善効果を示し(国内第3相試験: GWBX試験, 日本含むアジア地域の第3相試験: GWCK試験)、アドヒアランスの向上が期待できる。
同製品はアストラゼネカ株式会社が製造・販売を行い、ブリストル・マイヤーズ株式会社と販売提携、本年4月1日から共同で情報提供活動を展開していた。(佐々木理恵)
▼外部リンク
アストラゼネカ株式会社プレスリリース
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/