東京、5月7日
PENTAXライフケア事業部は、5月10日~12日に京都で開催される「第85回日本消化器内視鏡学会総会」で、PENTAX 製品最上位機種のビデオプロセッサEPK-i7000用の内視鏡用画像強調機能『i-scan』の新機能『OE』を発表し国内で販売を開始する。
帯域制限光を生成するPENTAX独自の光学フィルター(OEフィルター)と画像強調処理技術を組み合わせた『OE』 (Optical Enhancement) 機能はすでに販売済みのEPK-i7000には、アップグレードキット『OL-U1』による搭載が可能。
(この画像はイメージです)
PENTAXライフケア事業部は、HOYAグループの医療用内視鏡を扱う事業部で、高い品質、医療ニーズに応えるイノベーション、シンプルさを追求した最良の内視鏡製品群とサービスを提供して、患者のケアと医療の生産性向上に寄与することをミッションとしている。
販売するのはPENTAXの高画素CCDを搭載した内視鏡iシリーズスコープ(90i, i10シリーズスコープ)との組み合わせにより高精細な内視鏡画像を提供するビデオプロセッサEPK-i7000の OE搭載版。
OE (Optical Enhancement: 光学強調) 機能
今回、従来『i-scan』が提供してきたSE(表面強調)、CE(コントラスト強調)およびTE(トーン強調)機能に加え、血管、腺管および表面構造の視認性を向上させるべく、新たな技術として帯域制限光にデジタル画像処理を組み合わせたもの。
血管、腺管、粘膜の表面構造を白色光より高いコントラストで表示、消化器病変の発見や診断をより高精度に行えるようサポートする。
OE機能には、目的に応じて選択可能な2つのモードがある。(佐々木理恵)
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