生物発光法によるHCVコア蛋白質測定
C型肝炎ウイルス(HCV)抗原検査の試薬として、遺伝子検査に匹敵する感度をもつ、C型肝炎ウイルスコア蛋白質キット『BLEIA(R)‘栄研’HCV抗原』が、4月24日、栄研化学株式会社(本社:東京都台東区)から新規に発売された。
(Wikiメディアより引用)
『BLEIA(R)‘栄研’HCV抗原』の発売開始は、栄研が3月に発売を始めたC型肝炎ウイルス抗体キット『BLEIA(R)‘栄研’HCV抗体』につづくものとなり、生物発光(ホタルルシフェラーゼ発光)酵素免疫測定法(BLEIA(R)法)を測定原理とする。
遺伝子検査と同レベルの感度で、より安く
HCV感染者の治療で重要となるウイルス量の経過観察において、血中HCVコア蛋白質に対するモノクローナル抗体を用いて、前処理工程を含めて1時間に120テストの全自動処理を行い、HCVコア蛋白質を測定する。
従来の免疫化学発光法による感度と比較して数倍~数十倍、遺伝子検査に匹敵する感度での血中ウイルス測定を可能とする。さらに、遺伝子検査と比べて安価、かつ、検体の取り扱いが簡便であるという利点を兼ね備える。
製品概要は下記の通りとなっている。
製品名: BLEIA(R)‘栄研’HCV抗原
希望納入価格: 100,000 円(100 回用、消費税別)、540,000 円(600 回用、消費税別)
貯蔵方法: 2~8℃、有効期間:9ヵ月
製品コード: E-BL01(100 回用)、E-BL02(600 回用)
希望納入価格: 100,000 円(100 回用、消費税別)、540,000 円(600 回用、消費税別)
貯蔵方法: 2~8℃、有効期間:9ヵ月
製品コード: E-BL01(100 回用)、E-BL02(600 回用)
(本田 基)
▼外部リンク
日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail
栄研化学株式会社(プレスリリース)
http://www.eiken.co.jp/news/pdf/20130422-1.pdf