ITP患者のためのアプリを開発
プラスアール社が特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の患者のためのスマートフォンアプリ「ITPダイアリー」をグラクソ・スミスクライン社向けに開発、提供した。
同社は医療・健康系モバイルサービスを展開しているが、今回ITP患者を対象に服薬・治療支援を目的とするアプリを手がけた。
ITPは特別な原因が見当たらないのに血小板の数が減少する疾患。血小板の減少が急におこる急性と徐々におこる慢性があるが、いずれも紫斑が出て鼻や歯茎に出血しやすくなる特徴がある。
ITPダイアリーの機能には
「ITPダイアリー」には毎日の出血の状況を記録・グラフ化する機能があり、日々の服薬チェックが行える。また通院時記録、血小板数のグラフ表示、通院予定日を登録でき、治療歴管理に役立てることができる。
主な機能として、服薬チェック、体調記録、通院記録、グラフ化、ITP知識閲覧、コミュニティへのリンク、パスワードがある。また、「ごほうび機能」をつけて楽しみながら記録する工夫をこらしている。対応機種はiOS 5.0以降、androidOS 2.2以上、利用料金は無料となっている。(馬野鈴草)
▼外部リンク
株式会社プラスアール
http://www.plusr.co.jp/