横浜南共済病院が「スマートデバイストータルマネージドサービス」を導入
横浜南共済病院が、病院内の情報連携の基盤を構築することによって、さらに医療情報の電子化を実現することを目指している。そのために株式会社日立システムズは、「スマートデバイストータルマネージドサービス」と株式会社日立製作所のIP-PBXである「NETTOWER CX-01」(以下、「CX-01」)を導入した。
最近では病院でも、放射線撮影のデジタル化や、オーダリングと言われる検査や、処方に関する情報伝達のシステム、そして電子カルテの活用といったように医療情報の電子化が進んでいる。
横浜南共済病院では、患者のニーズが多様化していることに対応するために、医療情報を電子化するように求められていた。そのため新たに建設される新病棟を重要な基盤として、ITインフラを再構築することにした。
(Wikiメディアより引用)
日立システムズは他の企業等に対しても推進
これまではデジタル方式のPBXを利用していたのだが、老朽化している。今回システムを構築するために、電話設備の再構築が重要なポイントであるということで、医療情報システムのネットワークと共有することができ、低コスト化も実現することができる、IP電話の設備へ転換することを検討した。
また日立システムズでは、スマートデバイスを導入することによって業務の効率を向上させたい企業に向けて、導入計画だけでなく運用や保守・セキュリティ対策・ヘルプデスクまで行うサービスである「スマートデバイストータルマネージドサービス」を提供している。
横浜南共済病院の場合は、日立システムズの「スマートデバイストータルマネージドサービス」と日立のIP-PBX「CX-01」を利用することによって、スマートフォンを使った内線システムを導入した。
日立システムズとしては、地域の医療を支えていく横浜南共済病院の医療情報化をサポートしていくことと、今回の導入事例を生かして「スマートデバイストータルマネージドサービス」を、2015年度末までに累計約280億円販売することを目指すことにした。(福田絵美子)
▼外部リンク
日立システムズ ニュースリリース
http://www.hitachi-systems.com/news/