株式会社eヘルスケアが花粉症の人をネット上でリサーチ
日本では最大級である診療所や病院などの検索サイト「病院ナビ」を運営する株式会社eヘルスケアは、花粉症に悩む10代から60代までの、一般人の男女を対象としたリサーチをインターネット上で実施した。実施機関は、今年の3月28日から31日の4日間で、アンケートへの回答者は全国で380人に及んだ。
花粉症の症状が出始めた人、ここ3年以内で急激な増加
10年以前より花粉症をわずらっている人が34%、6年間から10年間以内が15%であるのに対し、今年になってから発症した人は17%と高い割合がみられた。また、ここ3年間の発症率をトータルした場合には38%となり、過去3年間で花粉症に苦しむ人が大幅に増加したことが確認された。
花粉を電子顕微鏡で撮った写真(Wikipediaからの引用)
花粉症への治療と対策、その効果
花粉症への対策や治療に関する調査では、女性の方が男性よりも花粉症対策に取り組んでおり、なかでもマスクの使用が66%と女性陣の対策方法のなかではトップであった。
男女をあわせると、治療として飲み薬を服用するケースが1位となり、点眼液を使用するケースも多く、つづいてマスクの使用や点鼻薬も使用数が多かった。
花粉症対策や治療に関する効果を実感した割合は、対策に積極的な女性よりも、そうではない男性の方が効果を感じた割合が高かった。男女共に、飲み薬の効果を9割の人が感じ、つづいて女性には点眼液の効果が高く、男性はマスクに対し使用効果を感じていた。また、男性は医療機関にかかった後の効果を93%と高く感じていた。(今村香織)
▼外部リンク
eヘルスケア ニュースリリース
http://www.ehealthcare.jp/news/20130413/post2013041310.html