医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > テクノロジー > 共同開発されたiPhoneアプリ「Epi Diary」をリリース

共同開発されたiPhoneアプリ「Epi Diary」をリリース

読了時間:約 1分13秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年04月19日 PM05:13

iPhone用のアプリ「Epi Diary」を共同開発

月に600万人が利用している日本最大級の医療情報サイトを運営しているQLifeでは、大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区)、ユーシービージャパン株式会社(本社:東京都新宿区)との共同開発によって、iPhone用のアプリ「Epi Diary」を開発した。このアプリではてんかんがある方や、またはその方の家族が、日々の体調についてや発作、服薬の状況などを記録することができる。

「Epi Diary」では、てんかんの薬の飲み忘れを防ぐためのお知らせ機能のほか、日々の体調、発作が起きた時の状態や、服薬状況等の記録が可能。つけた記録を確認するだけですぐに自分自身の状態を振り返ることができる。そのため、受診をする際には、主治医に効率良く、正確な情報を伝えられるコミュニケーションツールとなる。

■日々の記録
発作や気になる症状、日常生活への影響、服薬状況を記録。発作を記録する録画機能も搭載している。
■記録内容の取り出し(共有)
1ヵ月分のレポートを共有機能でメール送信できる。
■お知らせ
アプリの更新など各種お知らせを、適宜更新。
※お知らせ情報の更新にはオンライン環境が必要(QLife ニュースリリースより)

お薬・受診登録、お知らせ機能とは

「毎日服用するお薬」「不定期にのむお薬」など両方を持っているというような患者も多い。そのような複数ある薬を登録し、服薬の記録を行う。受診登録では、病院を受診する日時を登録したり、受診日お知らせ等の設定をすることが可能であった。

「毎日のむお薬」に関しては服薬する時間をセットし、毎回アラーム機能で通知して飲み忘れを防止することができる。(福田絵美子)

▼外部リンク

QLife ニュースリリース
http://www.qlife.co.jp/news/130417-1qlife_news.pdf

「Epi Diary」
https://itunes.apple.com/app/epi-diary/id616736809?Is=1mt=8

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 テクノロジー

  • ヒトがアンドロイドの「心」を読み取り、動きにつられることを発見-理研
  • 生活習慣病の遺伝的リスクと予防効果の関係、PRS×AIで評価-京大ほか
  • 精神的フレイル予防・回復支援「脳トレシステム」開発-愛知産業大ほか
  • ChatGPTと放射線科医、骨軟部放射線領域の診断精度を比較-大阪公立大ほか
  • 胸部X線写真で肺機能を高精度に推定可能なAIモデル開発-大阪公立大