スムーズな注入感で負担を軽減
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は、糖尿病治療や成長ホルモン治療などの自己注射に使用するペンニードル(R)32Gテーパーを改良した。同社は、2013年3月にも、新しい持効型製剤と改良したペン型注入器を組み合わせたトレシーバ(R)注 フレックスタッチ(R)を発売した。
インスリン注射においては1日に数回注射する必要がある患者もある。一般的に自己注射の痛みを軽減するためには針の細さが重要であるが、一方、針を細くすると内径が狭まることにより流入量が少なくるという面があった。
(Wikiメディアより引用)
ペンニードル(R)32Gテーパーは、2005年、世界で最も細いペン型注入器用注射針として発売され、現在、インスリン製剤・GLP-1製剤・成長ホルモン製剤などの自己注射に使用されており、2006年には、針折れを防ぐために針の根元の構造を改良し、今回、内径を広くする改良を加えた。
針の細さ(外径)を32Gに維持しつつ、内径を30Gの針と同じ程度に広くして、スムーズな注入感を実現させた。内径が広くなった針は4月より出荷されている。なお、注入時に必要な力は約30%減少した。(佐々木理恵)
▼外部リンク
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社プレスリリース
http://www.novonordisk.co.jp/documents/