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田辺三菱製薬が高リン血症治療薬「BindRen」 をドイツ、オーストリアで販売開始

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2013年04月08日 PM09:13

2013年4月3日発表

田辺三菱製薬株式会社(以下、)は、同社の連結子会社であるミツビシ ファーマ ドイツ(本社:ドイツ デュッセルドルフ、以下、MPD)が、リン吸収阻害剤「BindRen(R)(ビンドレン)一般名:コレスチラン、以下BindRen」の販売をドイツとオーストリアで開始したことを発表した。

同剤は、ミツビシファーマヨーロッパ(連結子会社、本社:英国 ロンドン、以下、MPE)が、「血液または腹膜透析施術中の慢性腎不全患者(成人)における高リン血症治療薬」として欧州で2013年1月に販売承認を取得、MPEの販売子会社であるMPDを通じてドイツ、オーストリアでの販売準備を進めていたもの。

人工透析中の半透膜の図

(Wikiメディアより引用)

BindRen

同剤は、消化管でリン酸を吸着、排泄することで血清リン値を低下させて、透析中の慢性腎不全患者の高リン血症を改善することが確認されている。

また、同剤の消化管における胆汁酸吸着によるLDLコレステロール低下作用やHbA1c低下作用、血清尿酸低下作用が認められた。

今後、順次、英国など欧州各国で上市する予定。(佐々木理恵)

▼外部リンク

田辺三菱製薬株式会社ニュースリリース
http://www.mt-pharma.co.jp/shared/

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