感情と食欲にはやっぱり関係があった
多くの女性が、感情と食欲には何らかの関係がありそうだと認めています。先日ペンシルバニア大学が、感情と食生活は関係がある上に、不健康な食生活を送っていると機嫌が悪くなるという発表をしました。
調査対象となったのは、63人の大学生の女性です。それぞれ、体重やサイズを気にかけているとした人たちで、摂食障害を抱えている人はいませんでした。この人たちに1日5回の質問を1週間にわたって行いました。
「太っちゃう!」という危機感から負のスパイラルに
すると、どか食いをしてしまうと、その後機嫌が悪くなってしまう女性が多いことが分かったのです。
こうした女性たちは、ストレスが高まると、高カロリーの食事、つまりどか食いをしたくなります。ところが、こうして食べ過ぎてしまい「太ってしまう!」と思うと、嫌な気分になり、この気分がストレスになって、更に食べ過ぎを招くという悪循環に陥るのです。
負のスパイラルにはまらないために、ヨガ、瞑想、食事日記をつけて食事をコントロールできることに対する達成感を持つなどといった方法で、対応することが望ましいそうです。(唐土 ミツル)
▼外部リンク
Body Image Discrepancy and Negative Affect in Women’s Everyday Lives
http://guilfordjournals.com/doi/abs/10.1521/jscp.2013.32.3.276
Unhealthy food can make women moody
http://www.examiner.com/article/