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子宮頸がんワクチンの臨床試験結果、アンジェスMG

読了時間:約 1分7秒
2013年03月23日 AM07:13

子宮頸部の上皮から発生するがんのことを子宮頸がんという。子宮頸がんは、40、50代に最も多い病気ではあるが、20代の若年者や80歳以上の高齢者にもみられることもある。

原因は、ほとんどの場合ヒトパピローマウイルスに感染することが子宮頸がんの発生の引き金と考えられている。このウイルスは性交により感染するので、初めて性交した年齢が低い、また、複数の性交相手がいる場合は子宮頸がんになる危険性が高い。 しかし、ウイルスに感染したすべての人が発症するわけではなく、個体の体質も関係していると考えられている。 早期の子宮頸がんは、進行が遅く、自覚症状もほとんどないため、定期検診で見つかる場合が多い。しかし、進行すると、性交時の出血、不正性器出血、おりものの増加や血性おりものがみられる。

(画像はウィキメディアより)

ワクチンの臨床試験ステップ2

アンジェス MGでは、ヒトパピローマウイルスのE7 たんぱく質に対する特異的な細胞性免疫を子宮頸部へ効率的に誘導することで子宮頸がん前がん病変子宮頸部上皮内腫瘍性病変CIN3 を消失させ、子宮頸がんへの移行を回避できる画期的な世界で初めての経口ワクチンの開発において、探索的臨床試験のステップ2の結果を発表した。

ステップ1では、CIN3を有する子宮頸部円錐切除術を必要とする患者を対象に、安全性と有効用量を検証した。その結果、1日4カプセル群において全例でCIN3 が退縮し、円錐切除手術を回避できることが明らかとなった。また、全例において安全性にも問題がなかった。これを受けてステップ2が進められてきた結果、有効性および安全性の再現性が確認でき、本ワクチンの有用性が認められた。(堤朝子)

▼外部リンク

アンジェス MG ニュースリリース2013年3月18日
http://www.anges-mg.com20130318.pdf

 

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