厚生労働省は、アルブミン等の血液製剤に用いる原料血漿の標準価格について、2013年度も5%引き下げる。1日の薬事・食品衛生審議会血液事業部会に提示し、了承された。需給計画に基づき、価格を設定する現行の仕組みで原料血漿価格を引き下げるのは、昨年に引き続き2年連続となる。
13年度の原料血漿価格は、凝固因子製剤用が昨年度標準価格より360円減の1L当たり1万0640円、その他の分画製剤用が330円減の9720円となる。