「一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会」は2月27日、日本薬剤師会や日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)などのネット販売慎重派と、推進派の日本オンラインドラッグ協会からヒアリングを行った。森信委員(JACDS)が、第1類と指定第2類を除く第2類、第3類のネット販売を容認するための情報提供の仕組みを説明すると、推進派からは支持する声が上がった。
森委員は、昨年9月にJACDSがまとめたネット販売報告書で、医療用医薬品からのスイッチが大半で薬剤師が直接書面で情報提供する義務がある第1類と、麻薬成分などを配合し、副作用報告の多い指定第2類は規制の対象とすることを説明。