独バートバーンバッハ2月21日
フォトファインダーは、iPhone5用携帯型ダーマトスコープ「handyscope(以下、ハンディースコープ)」の発売を発表した。ハンディースコープは、2010年から皮膚がんの発見で医師を支援してきた。今回、この新規モデルのハンディースコープは2013年3月1~5日にマイアミで開催されるアメリカ皮膚科学会年次総会で初披露される。
(QLifePro メディカルプレスセンターより)
新しいiPhone5用ハンディースコープは、スリムなデザインであるが、交差偏光と浸漬液を用いたダーモスコピーの利点を組み合わせたツインライト・モードを備えている。ボタンのタップで素早くモード切り替えができて、選択したライトモードはLEDで表示される。
iPhone5
この新規モデルでは、ガラスを皮膚に接触させてもさせなくても写真を撮ることができる。フロントピースを使い分けることによって、病変や血管の状態を皮膚に圧力を加えずに確認することができる。医師が新しいツインライト・システムやさまざまな新機能を活用して、より詳しくほくろを調べることができる。
新しいハンディースコープも、パスワードで保護されたハンディースコープ・アプリと共に使用する。
iPhone5用ハンディースコープだけの新機能は、ケースの特別なノッチ。医師は患者が検査内容を理解できるように携帯電話をモニターに接続することができ、ハンディースコープを取り付けたまま携帯電話を充電することもできるようになっている。
また、アプリを使用してフォトファインダー・ハブ上のセキュアな専用ウェブスペースにアップロードすることができる。画像をアップロードした場合、疑わしいほくろに関して医師が国際的な皮膚がん専門家にセカンドオピニオンを依頼でき、評価は数時間以内に行われる。(佐々木理恵)
▼外部リンク
QLifePro メディカルプレスセンター
https://www.qlifepro.com/press/