医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 興和が高コレステロール血症治療剤の製造販売承認取得

興和が高コレステロール血症治療剤の製造販売承認取得

読了時間:約 46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年02月22日 PM05:13

スタチン製剤で初めての口腔内崩壊錠

興和株式会社(以下、)は、スタチン製剤で初めての口腔内崩壊錠である「リバロOD錠1mg、リバロOD錠2mg(以下、リバロOD錠)」の製造販売承認を取得した(2013年2月15)。これは高コレステロール血症治療剤「リバロ錠」(一般名:ピタバスタチンカルシウム)の追加剤形としてである。

(この画像はイメージです)

「リバロ錠」は、強力なLDL-コレステロール低下作用を示すその優れた脂質異常改善効果に加えて、長期使用時の安全性・薬物相互作用発現の低減・糖尿病合併時の有用性などが確認されている。

「リバロOD錠」

今回承認を取得した「リバロOD錠」は、口腔内の唾液で速やかに崩壊するので、水なしでも服用が可能。高齢者や嚥下機能が低下した患者、水分摂取を控えている患者にも有用である。

興和は、「リバロOD錠」の製造販売承認により、多くの高コレステロール血症患者の利便性および服薬コンプライアンスを向上させ治療に貢献できるものと確信しているとのことだ。(佐々木理恵)

▼外部リンク

興和株式会社プレスリリース
http://www.kowa.co.jp/news/2013/press130218.pdf

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待
  • 心臓ロボット手術用の部位を見やすく展開するプレートを開発-大阪公立大
  • 新たにオンコロジー領域に注力し「2031年までに年平均成長率8%を目指す」‐GSK