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インフルエンザB型が増加傾向

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2013年02月15日 PM08:13

インフルエンザB型が増加

現在、流行しているインフルエンザウイルスは、依然としてA香港型が多い。しかし最近の5週間のデータによれば、インフルエンザB型の割合も増加傾向が見られている。

国立感染症研究所が2月7日にまとめたインフルエンザウイルス分離・検出状況によれば、2013年第1週(12/31-1/6)~2013年第5週(1/28-2/3)の間に、全国各地域から1074件の分離・検出報告があった。そのうちA香港型は966件で全体の89.9%。1月31日時点の報告では91.4%であった。昨シーズンはA香港型が流行した後に、B型の流行が重なった。そのため今シーズンも、昨年と同様のパターンを繰り返す危険性があると考えられる。



2013年第1週(12/31-1/6)~2013年第5週(1/28-2/3)の間に、A香港型の報告は39都道府県であった。都道府県別に見ると、神奈川県が最も多く197件であった。その次に多かった茨城県は71件、兵庫県63件、山形県57件、富山県43件、北海道40件、山口県33件、東京都32件、和歌山県31件、長野県と広島県それぞれから30件、福岡県27件、大分県26件である。



インフルエンザB型の報告は、85件で全体の7.9%だった。前回が6.2%、前々回が6.1%であるため、徐々にB型の割合が多くなっている。H1N1pdm09亜型は、23件で2.1%である。

(Wikiメディアより引用)

、全国で猛威



都道府県別では、B型のビクトリア系統株は、12府県から28件報告。最も多い滋賀県、大阪府、広島県からは4件、愛知県と兵庫県からは3件、長野県と和歌山県、高知県からは2件、茨城県、静岡県、島根県、福岡県からは1件であった。

またB型の山形系統株は16府県から43件で最も多いのは広島県の13件。次いで三重県7件、兵庫県5件、和歌山県3件、新潟県、富山県、大阪府各2件である。

そして系統不明株が7県から14件で最も多い沖縄県が5件、神奈川県3件、広島県2件、福井県、奈良県、高知県、佐賀県各1件であった。



H1N1pdm09亜型は11府県から23件で最も多い大阪府は4件、山形県、愛知県、兵庫県が各3件、神奈川県、三重県、高知県が各2件、宮城県、茨城県、長野県、島根県が各1件であった。

厚生労働省はインフルエンザの流行は今後も続くと考えており、引き続き感染予防を徹底するように呼びかけている。(福田絵美子)

▼外部リンク

国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/1974-idsc/iasr-flu/

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