6ヶ月になったら眼科検診
InfantSEE(R)は、アメリカで行われている、赤ちゃんの目の健康を増進するプログラムです。
画像 ; InfantSEE(R)
このプログラムに参加している眼科医は、6ヶ月から12歳までの赤ちゃんに、無料の目の検査を提供しています。オフィシャルサイトでは、郵便番号などから最寄りの医師を検索することも可能です。
アメリカ眼科協会も推奨
アメリカ眼科協会は、特に疑わしい症状が見られていなくても、生後6ヶ月の時点で目の検査を行うことを推奨しています。赤ちゃんは、目の不調を訴えることができないため、専門家によって何らかの異常や病気が見つかることもあります。
InfantSEE(R)が提供する検査では、近視や遠視のチェックや、目の動き方の確認などを行いながら、総体的に評価します。
このプログラムの結果、異常が確認できることは非常に稀ですが、それでも早期発見と必要な治療によって、その後の赤ちゃんの成長や発達に貢献すると考えられています。
日本では、まだ赤ちゃんの目の検査は普及していません。お母さんの姿を目で追う、明るいものに目を向けるなど、お母さんの視点からのチェックが一般的ですが、眼科医による検診も今後広まってくる可能性もあるでしょう。(唐土 ミツル)
▼外部リンク
InfantSEE(R) 公式サイト
http://www.infantsee.org/