兵庫県が県内の全薬局を対象に、ジェネリック薬(GE薬)から先発品に戻した事例を調査した結果、変更理由の第1位は「処方元の要望」だったことが分かった。先発品に戻った1557事例のうち27・2%は、医師の意向によるものだった。4日に神戸市内で開かれた兵庫県薬事審議会で報告された。
兵庫県は、GE薬の品質確保対策として県内2413薬局を対象に昨年4月から3カ月間、GE薬から先発品に戻った事例を収集。243薬局から1557件の変更事例が報告された。