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小児がん拠点病院15医療機関を選定 厚生省検討会

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2013年02月04日 AM09:13

対策が遅れている「」が前進

厚生労働省の「小児がん拠点病院の指定に関する検討会」は、「小児がん拠点病院」の選定した15の医療機関を発表した。

「小児がん」は、小児の病死原因の1位。しかし、その対策は成人のがん患者に比べ遅れており、平成24年6月に閣議決定された「がん対策推進基本計画」で、重点課題として掲げられている。

「小児がん拠点病院」に選定された医療機関は、小児がん患者やその患者が安心して医療や支援を受けることができるような環境を整えるために5年以内に整備が行われていく。

(この画像はイメージです)

大きな期待がかかる拠点病院

「小児がん拠点病院」は、全国を7ブロックに分け、15の医療機関が選定されている。今後5年以内に整備などが行われる。

【北海道】
北海道大学病院(北海道)
【東北】
東北大学病院(宮城県)
【関東】
埼玉県立小児医療センター(埼玉県)、(東京都)、東京都立小児総合医療センター(東京都)、神奈川県立こども医療センター(神奈川県)
【東海・北陸・信越】
(愛知県)、三重大学医学部附属病院(三重県)
【近畿】
京都大学医学部附属病院(京都府)、京都府立医科大学附属病院(京都府)、大阪府立母子保健総合医療センター(大阪府)、(大阪府)、兵庫県立こども病院(兵庫県)
【中国・四国】
広島大学病院(広島県)
【九州】
九州大学病院(福岡県)

なお、「小児がん拠点病院」の候補として挙げられたものの、選定されなかった医療機関の中には、特定の領域で高い実績を誇る医療機関がある。

その医療機関が、患者が適切な医療を受けるために、重要な役割を果たすことは言うまでもない。そのため、検討会ではこのような機関の位置付けなどを検討する必要性があることを厚生省に対し提言している。

▼外部リンク

:第4回小児がん拠点病院の指定に関する検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002uak9.html

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