厚生労働省医薬食品局の2013年度予算案は、前年度比7%減となる90億2200万円を計上した。審査・安全対策の強化、薬局を活用した薬物療法提供体制の整備に重点を置いた内容で、新たに未承認薬の患者アクセスを充実するパイロット事業、中小ベンチャー向け医療機器の申請手数料の軽減費用等が認められた。
■薬局の在宅取り組み整備も
同局は、9月の概算要求では、特別重点要求を含め158億1900万円を要求していたが、政権交代によって、12年度補正予算と一体的な予算編成となったこともあり、前年度予算より7%(6億7500万円)減という規模になった。