「男の人って大げさなのよね!」と言われていたのに
Man Flu(直訳すると男性の風邪)という言葉、聞いたことがありますか?男の人が風邪を引くと、おおげさに辛さを訴えるというところから、「大の男が………」というように揶揄するような意味合いをこめて、英語圏で使われている表現です。
ところが、英語圏イギリスで行われた調査で、Man Fluが否定されました。これはFluserveyという、インフルエンザに関するリサーチで、4000人がオンラインで参加した調査で、2012年の11月より行われてきました。
実際には男女で差は見られず
リサーチでは、まず、健康なときの自分の健康度を0から100の数字で表してもらいました。すると、特に健康上問題がないときの中間値は男女とも90となりました。
そして、インフルエンザにかかっている、もしくは疑わしい症状が出ているときは、男女とも中間値が60でした。
インフルエンザほど症状がひどくない、ただの風邪の時には、男女とも自分の健康度を男性78,女性75で大きな違いは見られませんでした。
この調査の結果、Man Fluと言われていた現象を覆すことができたので、英語圏の男性は得意げな様子。日本ではいったいどうなんでしょう?
▼外部リンク
Flusurvey
http://flusurvey.org.uk/
UK Flusurvey: preliminary findings
http://www.lshtm.ac.uk/newsevents/news/2012/