簡単アタッチでiPhoneで検眼が可能に
iPhoneには、様々なアプリなどが開発されていて、体重管理や服薬手帳などのように、健康の維持や増進に貢献するものも多く見られています。
アプリを超えたiPhoneの医療健康分野への利用として、Welch Allynが、検眼に使えるソフトと同社のPanOptic検眼鏡に取り付けられるアダプターとによる、「iExaminer」を開発し、アメリカの食品医薬品局(FDA)の承認を獲得しました。
ソフトウェアは、網膜や視神経が高解像度でキャプチャー可能。10人の患者データを保存できるフリーのトライアル版もあるため、医師が使いやすさを確認の上取り入れることができます。
診察室に限られない検眼が高解像度で
そして、iExaminer専用のアダプターは、iPhone(4または4S)のカメラレンズ部分に簡単に取り付けられる仕様になっています。電話に取り付けられるだけに、軽量で簡単に持ち運べるため、訪問診療や僻地医療などにも活かすことができそうです。
製品は、2月11日の発売開始を目前に控えて準備が続けられています。眼科医がiPhone片手に目のチェックに出かける日が近づいているようです。
▼外部リンク
Welch Allyn ; iExaminer
http://www.welchallyn.com/promotions/iExaminer/index.html