薬事・食品衛生審議会は28日、総会を開き、2007年から3期6年にわたって会長を務めた東京理科大学薬学部の望月正隆教授に代わり、昭和薬科大学の西島正弘学長を会長に選出した。西島氏は「審議会が透明性を保ち、国民から信頼されるよう、多くの専門家の人たちや、事務局の協力と支援により、責務の重い会長職を務めていきたい」と抱負を語った。会長代理には、引き続き北海道大学の岸玲子環境健康科学研究教育センター長を指名した。
西島氏は、「医薬品や食品、様々な化学物質の承認審査を行う最終的な委員会である、薬食審の会長という、極めて責任の重い職を受けることになり、大変、身の引き締まる思い」と述べた。