鉄の過剰症発現が3件報告
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構は、「製薬企業からの医薬品の適正使用に関するお知らせ」に 「フェジン(R)静注40mg適正使用のお願い 鉄過剰症、二次性のヘモクロマトーシスの発現に注意してください」を掲載した。
「フェジン(R)静注 40mg」(一般名:含糖酸化鉄)については、鉄過剰症及び二次性ヘモクロマトーシスの発症が、2010年以降に3件、報告されている。
(この画像はイメージです)
改めて適正利用について注意喚起
製造販売元の日医工株式会社では、これまでに同剤の適正利用について注意喚起を行ってきている。
しかし、検査の不徹底や漫然とした投薬による鉄過剰症及び二次性ヘモクロマトーシスの発症が報告されていることから、改めて適正利用についての情報を提供し注意を促している。
発出された知らせでは、
・定期的にフェリチン等の血液検査を行い、体内貯蔵鉄量を確認すること。
・鉄過剰を認めた場合には、フェジンの投与を中止するなど適切な処置を行うこと
を徹底するように改めて求めている。また、フェジンによる二次性ヘモクロマトーシスを発症した60代と50代の男性について情報を提供している。
▼外部リンク
日医工株式会社
http://www.nichiiko.co.jp/medicine/medicine_m0.html
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
「フェジン(R)静注40mg適正使用のお願い 鉄過剰症、二次性のヘモクロマトーシスの発現に注意してください」
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
http://www.info.pmda.go.jp/index.html