医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、農林水産省、薬用植物の国内栽培拡大―具体策で対話

厚生労働省、農林水産省、薬用植物の国内栽培拡大―具体策で対話

読了時間:約 1分26秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年01月21日 AM09:48

厚生労働省医政局経済課と研究開発振興課、農林水産省生産局農産部地域作物課は、課長らで構成する情報交換会を開き、漢方・生薬製剤の安定供給を図るための方策を検討している。これまで2回の会合を開き、すでに耕作地としては使用されなくなった休耕地などを活用した薬用植物の栽培など、国内での栽培を拡大させるための具体策や課題をめぐり、意見交換を行っているという。

国内で漢方薬や生薬製剤に用いられている250種ほどの薬用植物のうち、およそ8割が中国を中心とする外国からの輸入に頼っているとされる。中国産生薬の高騰などにより、良品質の生薬が日本に入らなくなるといった“中国リスク”に備える観点からも国内での薬用植物の生産拡大は急務で、ツムラなどが国内栽培地の拡充に乗り出している。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す